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STOP!クリニック廃業

コロナ禍のクリニック生き残り術

EPISODE 00

開業早々、コロナウィルス感染症が発生! 想定外の状況にどのように対応していくか?

これから開業を考えている皆さんの中には、今回のコロナ禍で開業を延期したり、取りやめたりした方もいらっしゃるでしょう。
今回の新型コロナウィルス感染症は、あっという間に世界中にパンデミックを起こしたため、各国とも対応には苦慮しています。

中でも日本は、これまでにSARSの流行もMARSの流行もなかったこともあり、未知のウイルスへの備えをほとんどしていない状態でした。
そのため、一時は医療崩壊寸前という危機的状況でしたが、医療従事者の献身と国民の協力で、なんとか踏みとどまることができたと言えるでしょう。

ところが、緊急事態宣言による外出自粛で、本来ならば医療機関を受診しなければならない方たちまでが受診を自粛してしまったために、地域のかかりつけ病院はどこも50%近い患者減になり、経営の危機に陥っています。

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地域の皆さんに愛される病院になるつもりだったのに……

今回の連載では、開業半年でコロナ禍に襲われたクリニックの生き残り術について考えていきます。

首都圏の私鉄とJR の乗り換え駅徒歩3分の好立地に開業した後藤健太先生。
地方の中核病院で研修後、首都圏のいくつかの第2次救急病院で内科医長、内科部長を経て、45歳を機に自分のクリニックを開業しました。
専門は循環器内科で、特に腎臓専門医です。アレルギー学会にも所属しており、クリニックではアレルギー内科も標ぼうしています。

開業前の市場調査で、近辺では夜に開業しているクリニックがほぼないことがわかり、週に2回、夜の8時まで夜間診療を行うことにしました。
本当は毎日夜間診療をしたいのですが、最初から無理をしてはいけないと、先輩開業医たちから言われていたこともあり、週2回からで様子を見ることにしました。

開業前から地域の医師会に入って会合には顔を出していましたが、不案内の土地であるため、初めはなかなか地域の様子がつかめず大変でした。
しかし、近所に住むスタッフを雇用できたことで、地域とのつながりができ始めたと思った矢先のコロナ騒動でした。

何年も地域医療を支えているクリニックでさえ、コロナ禍で経営難に陥っているのに、開業後半年の後藤先生は、どうやって対応してゆけばいいのでしょうか。
11回にわたって考えていきます。

(文責:ブランディングエディター 内田朋恵)

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