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the医院開業|開業医のリアルストーリー VOL1(前編)の1

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実際に開業を経験したドクターの声をお届けする開業医のリアルストーリー VOL1

開業までにはどのような苦労があったのか?開業してから直面した壁とは?
2018年6月に東京都練馬区の住宅街に皮膚科を開業した「小竹向原こぐま皮フ科」の院長・木曽真弘先生に伺いました。

木曽 真弘 院長

プロフィール

木曽 真弘

クリニック名
小竹向原こぐま皮フ科
科目
皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科
所在地
東京都練馬区小竹町2-3-1-3号室
開業年月日
2018年6月
スタッフ
看護師3名(常勤1名、パート2名)、医療事務2名(常勤2名)

開業を視野に、11年間構想を温めて来た

――クリニック開業はいつから考えられていましたか? なぜ開業しようと思ったのでしょうか?

医師になった時点でいつかは開業しようと考えていました。

以前は大規模な病院に勤務していましたが、やはり大きい病院ですと自分のやりたい医療を患者さんに提供するのは難しいと感じていました。

また、大きい病院の外来診察は午前中に限定されているので、どうしてもご高齢の方を診察する機会が多くなります。

ただ、当時は医局からクリニックに派遣されることがよくありました。
派遣先の多くのクリニックは、大人から子どもまで、毎日200人以上の患者さんが受診されるようなところでした。
そこでさまざまな経験をさせていただいたことも、地域医療に貢献したいと思うきっかけのひとつとなりました。

11年間の勤務医経験では学ぶことも多かったのですが、お世話になった教授が退官されるタイミングで開業に踏み切りました。

――何から着手されましたか?

物件探しですね。まずエリアを絞り、ネットで周囲に皮膚科の先生がどのくらいいらっしゃって、どういう機材を持っているのか、といった事情をある程度リサーチしました。

1件目は「何となくここがいいかな?」と思った物件に足を運んでみました。ただ、患者さん目線で歩いてみると、駅から少し遠く、通りから見えにくく、周りの雰囲気も「何となく違う」と感じて、そこはやめました。

2件目に見学したのがこちらの医療モールでした。駅から近く、雰囲気も良く、周囲に皮膚科専門の医院もない。加えて、ベッドタウンで人も増えているので需要があると思い、迷うことなく決めました。

――かわいらしいクリニック名ですね。

こちらの医療モールでは、耳鼻科はイヌ、眼科はトリ、など、それぞれの科の先生が動物のキャラクターを持っていたので、私も何か動物のキャラクターを作ろうと考えまして。
かつて研究室で研究していたとき、Ph.D.の方々に「クマ」と呼ばれていたので、「クマ」で行こうかな……と思ったのですが、「クマ皮フ科」では、ちょっと獰猛かなと(笑)。

そこで、小さなお子さんにも親しみを持ってもらえるように、「コグマ」のキャラクターで行くことにしました。
今では近所を歩いていると、「コグマ!コグマ!」と、小さな患者さんたちに挨拶してもらえることも多く、親しんでいただけているのかな、と感じています。

クリニックの「コグマ」のマークは院内のあちらこちらに
クリニックの「コグマ」のマークは院内のあちらこちらに

――クリニックとしてはどのような特徴を打ち出していますか?

地域密着型のクリニックであり、地域医療連携も進めていますので、近隣の大学や大きな病院への紹介なども可能です。

またこちらの地域に皮膚科手術をするクリニックが少ないため、簡単な手術が行えること、さらに、紫外線照射をする機械があるので、保険適応でアトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性乾癬など、慢性的に皮膚の症状が続く方への治療ができることも強みとしています。

紫外線照射機。アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性乾癬など、皮膚の慢性的な症状の治療ができる
紫外線照射機。アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性乾癬など、皮膚の慢性的な症状の治療ができる
手術室。腫瘍やほくろの除去手術を行っている
手術室。腫瘍やほくろの除去手術を行っている
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