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その「こたえ(考え)」では穴に落ちる!?開業の落とし穴 vol.2「採用編」

スタッフとの最初の出会いとなる「採用」の落とし穴
にはご注意を!知識を整理しエピソードでご紹介!

FILE 001

〜「先生は経営者になるんですよ」〜

自分の人生を決める大きな決断をする開業。開業物件を決め、内装や診療機器も決めました。いよいよ夢の開業ですが、何か重要な事を忘れていませんか?!
開業はハード面だけではなく、クリニックをサポートしてくれるスタッフの採用が欠かせません。

page1 「先生は経営者になるんですよ」人材確保も重要です。
page2 これじゃだめです、理想のクリニックのため強いチームを作っていきましょう。

「先生は経営者になるんですよ」

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私は宗田郁三、38歳。
首都圏の拠点病院に勤める内科医である。糖尿病の専門医でもあり、内科医長として5年、がんばってきた。勤務医として充実していたが、自分の理想とする医療をしたいという夢があり、40歳を前にクリニックを開業することを決意した。

ところが、病院に勤めながらの開業となるため、なかなか準備が進められず、焦りから勤務医としての仕事にも集中できずにいた。そんな私を見かねた先輩医師が開業コンサルタントを紹介してくれた。

開業コンサルタントの田中圭介さんはとても優秀な人で、忙しい私のことをよく理解し、細かくサポートをしてくれた。おかげで、駅近にいい物件を見つけることができ、銀行からの融資も決まり、検査機器や内装工事などの目途もついて、私はすっかり開業準備を終えた気になっていた。

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そんなとき田中さんから一通のメールが入ったのだ。
「至急大事な打合せがしたいので、今晩時間をいただけませんか」

 ・・・急いで打合せすることが、まだあるのだろうか……。

イメージ 急にお呼び立てしてすみません。ちょっと先生に確認しておきたいことがありまして。  
  いや〜、ただならないメールでちょっとびっくりしましたよ。 で、いったいなんですか? イメージ
  先生は開業準備がすっかり終わったと思っていませんか?  
  え?!まだ何かありましたっけ?  
イメージ やはり……。
先生、スタッフはどうするつもりですか?  いまお勤めの病院で、お手伝いいただける方でもいらっしゃるんですか?
 
  まさか!きちんと給料も払えるかどうかもわからないのに、そんなこと頼めるわけがないじゃないですか!! イメージ
イメージ それなら至急、スタッフをどうするか考えなければ!  
  え〜、田中さんが適当に考えてくださいよ。私はそういうの、苦手で……。
医長といっても、いまの病院では看護師の管理はやっていませんし、ましてや事務方の管理なんて、これまでやったことがありません。すべてお任せできませんか。
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  もちろん、開業のお手伝いをするのが私の仕事ですから、お手伝いはいたします。けれど、クリニックの経営者は、先生なんですよ。  
  それはそうですけど……。  
イメージ スタッフの採用は、クリニック経営の鍵を握るといっても言い過ぎではありません。いいスタッフをいかに確保するか、これは本当に重要なんです。  
  わかっていますけど、苦手なことはやっぱりやりたくないし……。
田中さん、なんとかなりませんか。(そのためにお金を払っているんだけどな〜)
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  なんともなりません! これは先生の仕事ですよ。  
  ・・・・。(そんなこと言われても……)  
イメージ わかりました。では、一緒に課題をつぶしていきましょう。  
  助かります……、本当にそういうことは苦手なもので……。 イメージ
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