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開業医をめぐるそれぞれの本音とは?

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患者さんの本音—医者嫌いにさせたくない

主婦 庄山さん(仮名)40歳の場合


子どもがいい医院にめぐりあっても母親にとってそれがいい医院かどうかはまた別、とか。
それはどういうことなのでしょうか?

イメージ

これは母親というか、私の医院についての個人的な考えなのですが…。聞いていただけますか?いろいろあるので分けてお話しますね。

まず「薬」のことなんですが、私は多めに出していただけるほうが助かります。ちょっと多めにいただいておけば、2回の通院を1回に減らせるとか、いいところもあるんです。多く出す医院は患者を薬漬けにするんじゃないかとか、診察料を稼ぐためじゃないかとか評判は悪いようですけれど。私のような人もいるわけですし、そこは先生とのコミュニケーションじゃないですか?ちょっとしたことでも相談できたり、話しやすい先生は安心します。それって大事なことですよね。

この街に慣れてくると、C市って「医院銀座」なんですって。(注1)大学病院や大きな医療法人の病院、それから個人の医院。確かにたくさんあります。

それにしても、なぜどこも診療時間が判を押したように皆同じなのでしょうね。水・木・土が午後休みとか。日祝は休診とか。診療時間にしても午前・午後あわせても6時間くらい…。

子どもの病気は診療時間に合わせてくれません。

ですから遅くまで診てくれる医院も一応リストアップしています。(注2)いつものかかりつけの医院が閉まった後ならココって。 医院がこれだけ多いんだから、診療時間に医院毎にバラエティがあっていいと思うんですけどねえ。そうはいかないんですかねえ。不思議だわ(笑)。

あと、患者さんと付き添いの母親で待合室が混み始めると、どうしても雰囲気がギスギスしがち。「私のほうが早かったのに、何であの人が先なの」なんてね。(注3)そんな時に看護師さんが明るくフレンドリーに「皆さん、すみません。もうちょっとだけお待ちください」なんて、機転を利かせて声をかけてくれれば、険しい空気もなごむかな。

あれこれ言ってごめんなさいね。でも子どもを持つ母親としては、いろいろ心配だから。言い過ぎちゃったところもあったかな。お役に立てたかしら?そう?だといいのだけれど。

薬の量。診療時間。看護師さんの機転。
医院に対する母親目線は先生だけではなく、多方面に向けられていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
次回は「ズバリ本音を語る患者さん」登場です。

脚注

注1)
10万人を超える主婦ネットワークを有する株式会社ハー・ストーリィによると、病院を選ぶときのポイントとして、「家から近い」が84%という調査結果があります。開業する地域の選定には、街の規模や人口など、その土地のさまざまな調査は欠かせません。
注2)
庄山家かかりつけ医院は、午後休診日が多いそう。いつも行く医院以外にも、休診日や終了時間の異なる医院を調べてあるのだとか。また子どもの年齢が小さいので、休日に診てくれる医院は必須項目だそうです。
注3)
受付予約システム等を活用して銀行の窓口のように受付番号カードを発行し、順番表示すると待合室に落着きが出ます。さらに、携帯で確認できるシステムにしておけば、患者さんでいっぱいの待合室ではなく、ご自身のクルマの中で待ってもらうこともできます。(同時に待合室の混雑も解消されます)
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