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the医院開業の開業指南塾「かかりつけ医として、訪問診療を行うかどうか」ページ。

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クリニック経営を左右する失敗しないスタッフ採用のコツ

人材不足と言われる中、よいスタッフ採用するには?
最高の診療ができる環境にするための、人材確保のコツとは。

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かかりつけ医として、訪問診療を行うかどうか


これからクリニックを開業するなら、「訪問診療」を行うかどうかは考えておく必要があります。 2018年度の診療報酬改定でも、「地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進」がさらに進められ、かかりつけ医機能、在宅医療の充実が積極的に評価されているからです。

失敗しないスタッフ採用のコツとは

かかりつけ医になることが重要

これから開業をするなら、避けて通れないのが「かかりつけ医」と「在宅医療」の問題です。診療報酬が改訂されるたびに、この二つの機能を評価して診療報酬の加算がされているように、高齢者医療を無視できないこれからは、専門性だけをクリニックの売りにするのでは、経営的にも厳しくなると予想されます。
しかし、在宅医療を担う「在宅療養支援診療所」になるには、24時間往診可能な体制を取らなければならず、最低でも医師と訪問看護ができる看護師が必要になるなど、ハードルが高いことも事実です。

そこでまずは「地域包括診療料」が加算できる「かかりつけ医機能」を強化した経営を考えてみたらいかがでしょうか。実際、かかりつけ医機能を評価する報酬項目を届け出れば、初診料の加算が可能になります。 また「かかりつけ医機能」だけなら、訪問看護師といった専門スタッフを雇う必要もありませんので、採用が比較的容易な准看護師で対応でき、人件費も抑えられます。
とはいえ、経営を安定させる絶対条件である「かかりつけ医」になることは、地域住民に愛されるクリニックになることですから、スタッフの採用にあたっては、できるだけ良い人材が確保できるよう、時間をかけ、労力を惜しまないようにしましょう。
つまり、自分の条件(安く雇える、若くて長時間働ける人など)だけを押しつけることなく、スタッフ側の希望と摺り合わせ、お互いが納得いく環境で働けるように、経営者としての目配りが必要になります。まさに、損して得取れの精神です。

在宅医療を視野に入れるなら……

今後「在宅医療」も手がけたいと考えるなら、スタッフ採用も、「在宅」を視野にいれて行うといいでしょう。
現在の看護師不足はすぐに解決するとは思えません。そこで、いまは資格がなくても、今後「訪問看護」の資格を取りたい、もしくは「訪問看護」に興味がある人を採用するようにしたらいかがでしょうか。

経験の少ない准看護師しか採用できなくても、「うちの院長は、将来、訪問診療を行いたいと考えている」、ということを知っておいてもらうだけでも、スタッフの心構えは違ってくるでしょう。
また、在宅療養支援診療所にならなくても、「かかりつけ医」になるということは、いずれは往診や訪問診療も手がける必要が出てくるかもしれません。そうなったときにスタッフが確保できないと慌てることがないよう、万全の準備をしておくことは、経営者たる先生の仕事です。

医師会の調べでは、現在、在宅診療を行っている病院・診療所の半分は、在宅療養支援診療所の届け出はしていません。つまり、かかりつけ医として、通院できなくなった患者さんに対して、臨機応変に在宅診療や往診を行っているということなのです。
今後は、ますます一人暮らしの高齢者が増えてくると見込まれます。在宅診療でも先生のパフォーマンスを最大に発揮できるように、日頃からスタッフとはコミュニケーションを良くとり、いざというときに協力してもらえる体制作りを心がけたいものです。

(エディター・キャリアコンサルタント:内田朋恵)

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