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the医院開業|開業医のリアルストーリー VOL3(後編)の1

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実際に開業を経験したドクターの声をお届けする開業医のリアルストーリー VOL3

地元での開業にこだわって、2018年10月に、東京都台東区浅草に呼吸器内科を開業した「あさくさ田原町内科クリニック」の院長・阪口真之先生。家族や町会の人たちのサポートを得て、開業準備は順調だったようですが……。開業後、患者さんの心をつかむためにどのような努力をされているのか? 阪口先生に伺いました。

阪口 真之

プロフィール

阪口 真之

クリニック名
あさくさ田原町内科クリニック
科目
呼吸器内科・内科・アレルギー科
所在地
東京都台東区寿2-10-11 MS田原町ビル2階
開業年月日
2018年10月
スタッフ
看護師3名(パート3名) 医療事務3名(常勤2名、パート1名)

患者さんの心をつかむために、笑顔あふれるクリニックを目指す

患者さんが笑顔になれるような丁寧な診察を心がけている
患者さんが笑顔になれるような丁寧な診察を心がけている

――開業後は順調でしたか?

昨年10月に開院しましたが、風邪やインフルエンザ、さらに年が明けてからは花粉症の季節だったということもあり、5カ月間は順調に来ました。患者さんの来院数も1日20~30人くらいと、当初の開業1年後の目標値をクリアすることができました。

――このクリニックの特徴はどんなところでしょうか?

大学病院でも総合病院でも、都心でも地方でも、ひたすら現場で診察を行ってきたので、いろいろなタイプの患者さんに対応できるところでしょうか。

――強みは豊富なキャリアですね。

ただ、患者さんの多くは、医師のキャリアなんて気にしないですよね。最初に来院したときの受付の対応、診察時の医師のひとことふたことで、クリニックとしての良し悪しを判断されると思います。

その点、うちの事務の方たちは患者さんに自然な笑顔で接してくれますし、私も患者さんに診察後は「笑顔」で帰ってもらうことを目標にしています。

――では、診察する上で心がけていることは?

クリニックでできる検査は限られていますし、実際開業医ができることって、話をよく聞くことくらいだと思っています。「息苦しい」という症状で来られた方でも、話を聞いてさしあげて、ゆっくり説明するだけで、ほっとして帰られる様子を見ると強くそう感じます。

また、患者さんが何か言いたいのに言葉を飲み込んでいそうなときは、「何かほかに気になることはありますか?」とお声がけして、悩んでいること、気になることをこちらから聞き出すようにしています。
そこから診察が長くなることもありますが、最終的に納得していただけることが多いですね。

もちろん呼吸器専門である以上、聴診器「命」でやっています。
患者さんに「風邪だから薬だけもらえればいい」と言われても、聴診器で胸の音を聞いて、喘息だとわかることもありますし、肺炎かもしれないと思いレントゲンを撮ったら、本当に肺炎の場合もあります。そこは妥協せずに、患者さん本人が気づいていない病気を発見してさしあげたいと思っています。

薬も最低限はお出しますが、診察は一瞬で、薬だけ出しているのでは、薬局と変わらないですし、「薬を出さなくても治せるのが名医」という言葉があるくらいですから。

それこそ、そんなことをしていたら、AIにとって代わられてしまいますよね。

呼気中の一酸化窒素を測定する機器。喘息の診断の際に使用する
呼気中の一酸化窒素を測定する機器。喘息の診断の際に使用する

――最近では医療事務の方を雇わず、自動受付機や自動会計機を取り入れるクリニックも増えているそうですね。

はい。先輩開業医にもいます。「機械は文句言わないし、いいよ~」だそうで(笑)。
しかし、うちの患者さんはご高齢の方も多いので、機械に受付されることは好まないと思いますし、おそらく機械の操作方法を説明するためのスタッフを配備しなければならなくなるでしょう。

幸いうちのクリニックはスタッフに恵まれていますので、今いる方々に長く頑張っていただきたいと思っています。

――スタッフの方々との関係も良好なようですね。

今のところは良好だと思います。そろそろ開業から半年が経過するので、会食や面接を実施して、不満な点はないか、改善点はないか、要望を聞く予定です。

エントランスには地元アーチストのフラワーデザインが飾られている
エントランスには地元アーチストのフラワーが飾られている
盆栽にフィギュアをあしらった「マン盆栽」。患者さんが思わず笑顔に
盆栽にフィギュアをあしらった「マン盆栽」。患者さんが思わず笑顔に
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