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その「こたえ(考え)」では穴に落ちる!?開業の落とし穴 vol.2「採用編」

スタッフとの最初の出会いとなる「採用」の落とし穴
にはご注意を!知識を整理しエピソードでご紹介!

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女性のキャリアプランは1年ずつ確認を!

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無事に開業1周年を迎え、順調にクリニック経営をしている宗田先生ですが、
近ごろちょっと気がかりなスタッフがいます。
2カ月前に結婚したばかりの事務スタッフの山岡さおりさんです。

同窓会で再開した先輩女医の篠塚玲子さんに、思い切って相談してみると、女性スタッフだからこそ、雇用者が気をつけていなければならない事情があるというのです。


1年探してやっと希望の看護師を採用

篠塚玲子さんは、7年前に都内私鉄沿線に内科・漢方クリニックを開業しました。
「これからは西洋医学と東洋医学を合わせた治療が必要」
大学時代からこうした考えをもとに勉強・研究を続けてきた篠塚先生のクリニックでは、内科診療のほかに、鍼・温灸治療も行っています。
そのため開業当初から、篠塚先生には、「東洋医学にも明るい看護師を採用したい」という希望がありました。
ただすぐには希望の看護師さんを採用することができず、とりあえず大学病院を退職した知人の元看護師長にパートで来てもらっての開業となりました。

開業後も看護師の募集を続けましたが、なかなか篠塚先生のお眼鏡にかなう人はおらず、条件にあった看護師を採用するまでに1年近くもかかりました。しかし、こだわったかいがあり、この看護師さん(山内京子さん)はとても有能で、気立てがよく、ほどなくクリニックには無くてはならない人になっていきました。

採用当時、山内さんは28歳、独身で、夜学に通って鍼灸師を目指して勉強中でした。
自身も、持病を鍼灸と漢方薬で治した経験があり、手術や投薬といった対症療法だけでなく、未病の段階で患者さんの体調を整えていくサポートをしたいと考えていたからです。
このクリニックの看護師職に応募したのも、もちろん、篠塚先生の目指す医療に共感したからでした。

勉強熱心な山内さんは、採用から約1年半後、無事に鍼灸師の国家資格を取得。
クリニックの要として、ますます活躍が期待されるようになりました。
将来的にはクリニックの鍼灸部門を任せてもいい、と篠塚先生は思い始めていたのです。

30歳までに結婚したい?

ところが、30歳の誕生日を迎えたころから、山内さんの仕事への姿勢が変ってきたのです。いつもどこか上の空。何度か篠塚先生に注意されましたが、態度は変わらず、とうとうお灸の量を間違えて、患者さんに軽いやけどをさせてしまいました。 そこで篠塚先生は、山内さんを呼び出して話を聞くことにしたのです。

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最近どうしたの? なんだか心ここにあらずね。

 
 

すみません……。

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何かに悩んでいるように見えるのだけど。

 
 

あの……。先生はおいくつで結婚されたんですか?

 
 

え! 私? 28歳よ。研修医時代に同僚と結婚したの。

 
 

出産は?

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デキちゃった結婚だから、28歳よ。

 
 

やっぱり30歳までですね……。

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え! もしかしてあなた、結婚したいの?

 

それから山内看護師は自分が思い描くキャリアプラン、ライフプランについて篠塚医師に話しだしました。

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